5月31日(土)日本財団助成事業の第一弾となる第1回シーティングセミナー及び第1回シーティング体験会を茨城県立下妻特別支援学校体育館を会場に開催しました。50名の定員を上回る申し込みをいただき、障害児者と保護者、学校教師、医療・リハビリ関係者、福祉関係者など様々な方々が集まってくださいました。
午前10時から障害児のための二次障害防止と残存機能発揮のための世界標準のシーティングの活用について代表理事の山崎泰広が講演。デモンストレーションを交えながら2時間お話ししました。長時間でしたが皆様とても熱心に聴いてくださいました。昨年研修会を開催した下妻特別支援学校教職員以外は初めての方が大半でしたが内容に非常に興味を持って熱心に聴いてくださり。感激してくださいました。障害児者に生じる二次障害がシーティングによる姿勢の改善によって防止可能。残存機能の発揮にも繋がることをお伝えできました。
- シーティングセミナー
- シーティングセミナー
- シーティングセミナー
- シーティングセミナー
- デモンストレーション
- デモンストレーション
- シーティングセミナー
- シーティングセミナー
- シーティングセミナー
昼休み休憩中も、参観者の方々から口頭とアンケートで多くの感想を頂きました。「時間が短く感じる程、内容の濃いそして奥深いお話が聞けて良かった」、「今まで、シーティングが重要なことは、なんとなくは分かってはいましたが、今回のセミナーで、なぜ重要なのか、目的や、問題点など、症例や、体験会を交えながら、お話を聞いたことで、イメージがわきやすく、とても、勉強になりました。」、「国際標準のシーティングについて、知ることができてよかった。」、「今日教わった事は全部目からウロコでした。大変勉強になりました。教員として何ができるかを考えながら講義を聞かせていただきました」、「とても勉強になり感激しっぱなしでした。」、「是非また勉強させて頂きたい」、「もっと早くシーティングに出会いたかった」、「子供の車椅子の座面やベルトの見直しを検討したい」、「仕事でも役に立てたい」、「セミナーが近辺であった時は参加したい」など嬉しい感想をたくさんいただきました。講演で伝えたいことが伝わっていてスタッフ一同感激でした。
最初のお二人は股関節の拘縮があり、筋緊張も強いケースでしたが。最終的には姿勢が改善して楽に座ることができました。3人目は非常に強い筋緊張に悩まれている方でしたが、プラットフォームでの評価時に体を緩めたあと体に合わせたシーティングと骨盤ベルトで筋緊張を緩和。見学者からは座っている姿勢がまるで別人との感想。お母さんも驚き喜んでいらっしゃいました。
その後、体験会に参加したその他のご家族からお子さんの姿勢や車椅子の相談を受け、山崎が中心となって手を使ったり簡易的なシーティングを提供したりして、改善が可能なことを体験していただきました。多くの方が姿勢改善が可能なことを確認でき、喜んでいただき、メンバー一同とても嬉しかったです。
今回の体験会では当社団法人の理事とメンバーの協力によりスムーズに評価からシーティングを提供することができました。会場を使わせて頂いた下妻特別支援学校の根本先生, 伊藤教頭, 大竹校長をはじめ教職員の皆様には準備から当日の運営まで多大なるご協力をいただきました。皆様のおかげで大盛況・大成功のシーティングセミナーとシーティング体験会を開催することができました。本当にありがとうございました。
- シーティング体験会
- シーティング評価
- シーティング評価
- シーティング評価
- シーティング評価
- シーティング評価
- シーティング評価
- シーティング体験
- 姿勢改善
- 記念写真