2月15, 16日に幕張メッセ国際会議場で開催されたJACPDM(日本脳性麻痺・発達医学会)第4回CPフォーラムは脳性麻痺児の医療、ケア、支援について多職種で学ぶ素晴らしい機会です。ご依頼をいただき、このCPフォーラム初日に当協会代表理事シーティングスペシャリストの山崎泰広が「脳性麻痺者のシーティング、変わる車椅子使用者の未来」と題して講演させて頂きました。

全国から集まった医師、理学療法士、作業療法士、看護師100名程の医療者の皆様に国際標準のシーティングについて80分の講演をに聴いて頂きました。病院長など著名な方も大勢いらっしゃいましたが、皆様とても熱心に聴いてくださって感激でした。講演では①姿勢と国際標準のシーティングの基本、②骨盤後傾時のずり落ちなどの姿勢の問題と改善、③骨盤の片側への傾き時の問題と改善、④その他の国際標準のシーティングについて症例を交えてお話ししました。症例検討の時間も設けて皆様と症例について考えました。

シーティングのデモンストレーションや体験は、午後のハンズオンセッションで提供しました。講演後、多くの医師, 理学療法士,作業療法士の方々からシーティング講演の感想と地元で進めたいというご依頼を頂き、感激でした。シーティングは脳性麻痺者によい効果をもたらすことは間違いないのでぜひ全国で協力していきたいです。
ハンズオンセッションについては別途報告いたします。