ご依をいただいて代表理事・シーティングスペシャリスト山崎泰広が8月22日 茨城県の特別支援学校で教職員向けシーティング研修会を提供しました。茨城県の特別支援学校では初となります! 「シーティングで変わる障害児の未来」と題して障害児の姿勢の基本から崩れた姿勢の原因と改善方法までデモンストレーションをまじえて1時間半の研修を提供しました。
70名の教師の皆様に加え、学校の理学療法士, 近隣の医療センターの理学療法士2名、車椅子業者のスタッフ2名も参加してくださいました。シーティングについて初めて学ぶ方が大半でしたが、皆さん終始すごく熱心に聴いてくださいました。症例写真のシーティング前後の違いも驚き感激されていました。
通常の特別支援学校セミナーより短い1時間半の時間だったので、終了後に「紹介できなかったデモンストレーションを体験したい方は残ってください」とアナウンスしたところ大半が残って体験してくださり、感激されていました。
講演後にいただいたアンケートには「身近な児童生徒を思い浮かべた」,「座り方で個人の悩みを解消するに十分な効果があると知り参考にしたい」,「いかに骨盤の位置が大切かがわかった」,「仕方がないと二次障害を受け入れていた自分の価値観が変わる研修だった」,「姿勢でその人の将来が大きく変わることが分かった。防げるニ次障害を防ぐ意識が非常に大切だと感じた」,「シーティングがいかに大切であるか分かった」,「とてもわかりやすかった。実際にすぐにでも必要そうな児童生徒がたくさんいると感じた。次回は体験会をぜひ企画してほしい」,「ぜひ保護者(PTA)向けに研修会ができると良いと思った」,「とても参考になる内容。保護者にも聞いていただきたい」などなど嬉しい感想ばかり。先生たちが変われば生徒たちも変わっていくでしょう。引き続き協力していきます。教頭先生と自立コーディネーターの先生がとても熱心なので、今後保護者向けのセミナーやシーティング体験会を開催しようと話しました。また茨城県に伺い機会が増えそうです。
今後も協力して、先生たちが生徒の姿勢をチェックでき、子供たちが健康で元気に活動できるように協力していきます。夏休みは特別支援学校の研修が多い時期。今後も多くの学校で同様のセミナーを提供させていただきたいです。